「台湾・日本漆芸交流展」で文化交流、日本側も高く評価

【社会】 2013/10/25 15:38 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
「台湾・日本漆芸交流展」で文化交流、日本側も高く評価

(東京 25日 中央社)文化部では東京芸術大学(茨城県取手市)と「台湾文化光点計画―台日芸術文化交流事業」を共同で進め、24日夜、プロジェクト第1弾となる「漆芸交流展」などのの開幕パーティーが催された。パーティーには台北駐日経済文化代表処の沈斯淳代表(=写真左)、駐日代表処顧問兼台北文化センターの朱文清主任、宮田亮平東京芸術大学学長および日台の芸術家多数が出席、活況を呈した。

この展示は台湾と日本の芸術交流促進を目的とするもので、展示テーマの1つは「台湾・日本 漆芸交流展 ~過去、現代そして未来~」で台湾から37人、日本は漆器作家17名の作品が出品され、もう1つの「Do it yourself, Brain massage ―可塑的な身体と術―」展では台湾の芸術家の作品が展示されシンポジウムも開催される。

東京芸術大学(旧東京美術学校)の漆芸研究室は多くの卒業生を輩出、中でも山中公(ただす)は卒業後香川県で教員を務めた後、日本統治時代の台湾に渡って多くの人材を育成した。今回はその教え子である陳火慶、頼高山、王清霜のほか次世代作家の作品も展示されている。

また、モダンアートの「Do it yourself~」展では日台20~40歳の若手が中心に可塑性の芸術を追究、ト維政は古代文明遺跡風の物と現代テクノロジーを結びつけようと試み、王徳瑜は作品に布と送風機を用いている。(ト=さんずいに余)

台湾側「文化スポット(光点)プロジェクト」のうち日本で初めて行われるイベントとなるが、日本側大学関係者らは台湾の芸術レベルの高さを称賛していた。東京芸大は台湾芸術大学(新北市板橋区)や台南芸術大学(台南市官田区)と姉妹校で、台湾出身の卒業生も多く人材を輩出している。

「台湾・日本漆芸交流展」は今月30日まで行われるが、東京芸大では今後も日台間芸術文化交流の一層の拡大を望むとしている。

(楊明珠/編集:谷口一康)