台北メトロ、相次ぐ人身事故でホームドア全面設置へ/台湾

【社会】 2013/09/23 13:41 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台北メトロ、相次ぐ人身事故でホームドア全面設置へ/台湾

(台北 23日 中央社)台北メトロではこの9月、石牌駅(台北市士林区)で人身事故が相次いで2件発生しているが、同社では先週20日、転落などを防止するプラットホームの安全対策として2018年末を期限とするホームドアの全面設置計画についてあらためて発表した。

台北メトロ・淡水線の石牌駅では20日午前、ホーム淡水方面側で車椅子に乗った男性が転落して列車にはねられ死亡、また今月11日午後には男性が列車に跳び込み死亡しており、1カ月の間に2件の人身事故が起きている。

台北メトロでは乗客の転落事故の防止のため、これまでにもプラットホームドア設置工事に関するタイムテーブルを公表しているが、これによると全104駅中、今年に入って設置した板南線・忠孝新生駅と淡水線・民権西路駅の2駅を含め、すでに計54駅で設置が完了しているという。

また、未設置の駅については今後3期に分けて工事を進め、今年は年末までに西門、古亭、中正紀念堂3駅の設置を完了、そのあとは主要乗り換え駅や利用客の多い龍山寺、忠孝敦化、剣潭、頂渓、新埔、公館、淡水、中山、南港、板橋の10駅を優先して2014年末までに、また、石牌、双連など残りの37駅は2015年から段階的に工事を行い、2018年までに全て完了させる予定。

ホームドアが完成するまでの間は検知警報システムを使用、乗客がホームから一定の距離を越えると警報を発し監視設備が起動、システムが作動したエリアがモニターに映し出され、駅員が迅速に対応可能、また列車に対してはホーム進入150メートル手前で警告信号を発して運転手に減速と注意を促すという。

(編集:谷口一康)