台湾で53%が同性婚合法化に賛同

【社会】 2013/08/08 14:48 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾で53%が同性婚合法化に賛同

(台北 8日 中央社)このほど台湾で行われた同性婚合法化についての調査で、回答者の53%が賛成、37%が反対、10%は意見なしだった。これに対して10年前は25%が賛成、55%が反対、20%が意見なし。賛成が以前の2倍に増えていることがわかった。

この調査は市民団体「台湾伴侶権益推動聯盟」が6月20日~7月9日にかけて台湾の各県・市で電話によるアンケートを行ったもの。有効回答数627人。

調査の結果について台湾の最高学術機関、中央研究院の社会学研究所の李瑞中助理研究員は、この10年間の変化はイギリスで同性結婚を認める法律が制定され、アメリカの最高裁判所では婚姻関連法案で結婚を男女間に限定しているのは違憲だとする判例が出るなど、世界の流れと関係が深いとする。

同氏はまた、この10年間に同性婚を肯定的にとらえ賛成する人が25%ほど増えている点について、「鍵となる4分の1(25%)」の人々に若い世代、教育水準が高い人々、無宗教者などが多く含まれていると考えている。台湾では例えば無宗教・民間信仰・仏教徒の同性婚合法化賛成は55%、キリスト教(カトリック、プロテスタント含む)は賛成25%。

伴侶聯盟では政府の人権意識は遅れているかもしれないが市民の意識は高まっており、この9月より新しい台湾「伴侶(パートナー)法」の制定へ向けて本格的な活動を起こしていきたいとしている。

(編集:谷口一康)