日本統治時代以来の鉄道車両基地、台北市の文化財に

【社会】 2013/01/15 19:45 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
日本統治時代以来の鉄道車両基地、台北市の文化財に

(台北 15日 中央社)台北市街東部・信義区にある台湾鉄路管理局(台鉄)の車両基地「台北機廠」が今月末、台湾高速鉄道の路線拡張にともない、80年近くの歴史に幕を閉じることになっているが、16.86ヘクタールに及ぶ敷地内の組立工場やボイラー室などが先頃、市の有形文化財に指定され、一般公開されることになった。

「台北機廠」は1935年の完成以来、長らく台湾鉄道最大の車両基地として知られていたが、今月10日には操車場としての機能が桃園県の富岡車両基地に移転。今後、話題のニュー・スポットになることが期待される。

文化財に指定されるのは、自然の光と風を最大限に生かす工法を採用するなど、エコでは現代建築にも引けを取らない組立工場、高い煙突が基地全体のランドマークとなるボイラー室、1889年製の設備が使われ続けた鍛冶工場、筒型の屋根を持つ職員浴場。

これら4施設の公開の詳細についてはまだ未定だが、台北市では将来、同車両基地での鉄道フェスティバルを台鉄と共催する計画だ。