阿里山森林鉄道100周年で記念書籍発売開始

【社会】 2012/09/14 17:49 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
阿里山森林鉄道100周年で記念書籍発売開始

(台北 14日 中央社)阿里山森林鉄道100周年にあたり、その歴史や周囲の自然の美しさについて、鉄道に詳しい蘇昭旭さんがまとめた『世紀風華-阿里山森林鉄路百年専書』と題する登山鉄道シリーズ3冊が農業委員会林務局から14日、発売された。

阿里山森林鉄道は日本統治時代の1912(大正元)年、平地の嘉義(中南部の町)から山岳部海抜2000メートルの二万平まで開通、その2年後には阿里山に延長された。ちょうど100周年の今年、かつて木材運搬用だった同鉄道は、今は観光列車として、また台湾国宝級の歴史文化資産として、走り続けている。

阿里山森林鉄道の全長は85キロ。海抜30メートルの嘉義から2216メートルの阿里山まで、熱帯、亜熱帯、温帯と異なる植生の層が見られる。同鉄道にはループ式やスイッチバック式など登山鉄道ならではの運行箇所や特色ある木造の橋やトンネルなどがある。

阿里山森林鉄道は、森林鉄道、登山鉄道、山岳鉄道を兼ねており、山頂では、雲海、神木、夕焼け、日の出といった美しい景色が楽しめる。

14日発売されたシリーズは、1冊目は蒸気機関車、ディーゼル機関車、ディーゼル車、客車、貨車について体系的に扱った車両史で、2冊目は鉄道百年の沿革と発展について詳述したもの、3冊目では世界の登山鉄道について述べている。