「傷ついても立ち上がるしかない」蘇行政院長、鬼滅引用で自己を鼓舞

【政治】 2020/11/20 14:31 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
蘇貞昌行政院長

蘇貞昌行政院長

(台北中央社)蘇貞昌(そていしょう)行政院長(首相)率いる内閣に対する世間の風当たりが強くなっている。蘇氏は19日の閣議で、テレビアニメ「鬼滅の刃」の挿入歌の歌詞を引用して自らを鼓舞し、間違いがあれば認め、改めていく姿勢を示した。

蘇氏は昨年1月14日に就任。これまでに家畜伝染病「アフリカ豚コレラ」の水際対策や新型コロナウイルス対策、コロナ禍での経済振興対策などに取り組んできた。一方で、成長促進剤「ラクトパミン」を使用した米国産豚肉の輸入解禁を発表して社会に波紋を広げたほか、報道官室の職員が野党を攻撃するSNS(交流サイト)用画像を国会で制作していたことが発覚するなど、部下の不祥事も相次いだ。

蘇氏は、至らなかった部分は検討しなければならないと述べ、謙虚に異なる意見に耳を傾ける姿勢を示した上で、与野党や中央、地方が一丸となって台湾のために努力すべきだと強調。その過程で誤解や攻撃などを受けるかもしれないが、「傷ついても傷ついても立ち上がるしかない」、われわれには共同で「守るものがある」からと強調した。

(温貴香/編集:塚越西穂)