「国連復帰を固く支持」ツバル首相、台湾にエール

【政治】 2020/09/26 19:42 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
ツバルのナタノ首相(左)とエスワティニのドラミニ首相=国連のユーチューブチャンネルから

ツバルのナタノ首相(左)とエスワティニのドラミニ首相=国連のユーチューブチャンネルから

(ニューヨーク中央社)国連総会一般討論演説4日目の25日、中華民国(台湾)と外交関係を結ぶ南太平洋の島国、ツバルのカウセア・ナタノ首相が、台湾が国連システムから排除され続けていることについて言及。「残念だ」とした上で、「中華民国が国連の創設メンバーとして復帰することを固く支持する」と表明した。

ツバルのほか、アフリカ南部エスワティニのアンブロセ・マンドゥロ・ドラミニ首相も台湾のために声を上げた。台湾の人々の国連システムに参加する権利が奪われ続けていることは「長く存在する政治問題だ」と指摘した。一方で、エスワティニの新型コロナウイルス対策を台湾が支援していることに感謝を述べた。

この日は、台湾の国交締結国のうち、バチカンのフランシスコ教皇も一般討論演説を行ったものの、例年通り台湾の話題に触れなかった。

台湾は1945年に国連が設立された当初からの加盟国であり、安全保障理事会の常任理事国でもあった。だが、1971年の国連総会で中華人民共和国を「中国」の代表とする決議が採択されたのを受け脱退した。

(尹俊傑/編集:羅友辰)