蔡総統、軍用機の整備拠点を視察 後方勤務隊は「英雄」と称賛

【政治】 2020/09/26 18:47 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
ポーズを決める蔡総統(右手前)とガーナ系台湾人の洪さんら

ポーズを決める蔡総統(右手前)とガーナ系台湾人の洪さんら

(高雄中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は26日、南部・高雄市にある軍用機の整備拠点「岡山空軍第三後勤指揮部」を視察した。ガーナ系台湾人、洪澤(21)下士(伍長に相当)から詳細な説明を受けた蔡氏は同日、自身のフェイスブックに「このような若者がいることを誇りに思う」とつづり、後方勤務に当たる全ての兵士らを「無名の英雄」とたたえた。

軍によると、同指揮部の前身は1938年に中国・昆明に設けられた軍用機工場「第一飛機製造廠」。国共内戦によって49年に台湾の北東部・宜蘭に移り、54年に現在地に移転した。現在は経国号(IDF)、ミラージュ、F16などの主力戦闘機やC130H輸送機、AT3高等練習機などのエンジン、部品のメンテナンスを行っている。総統が同指揮部を視察するのは、54年以降初めて。

ガーナ人の父親と台湾人の母親を持つ洪下士は、台湾で生まれ育った“台湾っ子”。中央社の取材に、パイロットになることを夢見て空軍に入隊したと語った。両親もこの決断を快く応援してくれているという。

(游凱翔/編集:塚越西穂)