台湾の政府系研究機関、東部沖にミサイル発射 中国軍情報船が先週から出現

【政治】 2020/09/25 19:02 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
24日夜東部・台東県三仙台付近から発射されたミサイル

24日夜東部・台東県三仙台付近から発射されたミサイル

(台東中央社)政府系研究機関、国家中山科学研究院は24日夜、南部・屏東県の九鵬基地と東部・台東県三仙台付近からそれぞれ、東部沖に向けてミサイルを発射した。軍当局者によれば、東部・花蓮沖には18日から人民解放軍の情報収集船が姿を見せている。25日午前現在も当該水域を離れておらず、近年で最長の停留日数になっているという。

同院の発表によれば、同院は24、25日の2日間、同基地で実弾射撃を行う予定。弾道の頂点高度は「無限」、射程危険区域は花蓮から東部の離島・蘭嶼沖までの約300キロとしている。

軍当局者によれば、中国の情報収集船が出現しているのは、花蓮から38~75カイリ(約70~139キロ)の沖合。台湾の軍艦2隻と海洋委員会海巡署(海上保安庁に相当)の巡視船が23日に蘭嶼沖を航行したが、中国船は領海の外側にある接続水域には入っていないため、退去要求はできなかったという。

25日夜に再び射撃を行うのかについて、同院はコメントを控えるとした。

(盧太城/編集:名切千絵)