李登輝氏の告別式に参列 「一つの時代が終わった」=森元首相/台湾

【政治】 2020/09/19 18:37 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾の記者らと交流する森元首相

台湾の記者らと交流する森元首相

(台北中央社)北部・新北市淡水で19日午前開かれた李登輝(りとうき)元総統の告別追悼礼拝に参列した森喜朗元首相は同日午後、台北松山空港で帰国前の記者会見に臨んだ。マイクを手に取り、報道陣に近づいてきた森氏。日本のことをよく理解している李登輝元総統が亡くなったことで「一時代が終わった」と感慨深げに述べ、李氏の死を悼んだ。

森氏は先月9日にも李氏への弔問のため、台湾を訪れていた。短期間内での再訪台について記者から感想を聞かれたところ、日本の外務省などが協議した結果、自分がもう一度行くことになったという雰囲気があったと説明。「回数はどうだっていい」「お別れの会に出させてもらえばいいと思って喜んで来ました」と答えた。

今後の日台関係のあり方にも言及。李氏が残した「みんなが平和で豊かで、そして何と言っても人間の社会は自由、民主主義でなければならない」という言葉を大事にし、日本政府もそういうことに知恵を働かせ、対応してくれるのではないかと述べた。

会見は約20分で終了。前日に台湾入りした森氏は短い滞在を終え、報道陣に会釈するとその足で帰国の途についた。

(荘麗玲)