日華懇が李元総統弔問訪台の報告会 古屋会長、日本高官の台湾派遣に期待

【政治】 2020/08/20 13:43 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
日華懇の古屋会長(前列右3)、森元首相(同右4)、謝駐日代表(同右5)

日華懇の古屋会長(前列右3)、森元首相(同右4)、謝駐日代表(同右5)

(東京中央社)超党派議員連盟「日華議員懇談会」(日華懇)は19日、李登輝元総統の弔問団の訪台に関する報告会を国会内で行った。古屋圭司会長は中央社の取材に対し、日本の高官の台湾訪問を期待する考えを示した。

李氏の死去を受け、日華懇の議員を中心とした弔問団が9日、チャーター機で訪台。森喜朗元首相が団長を務め、追悼会場となっていた台北賓館で李氏の遺影を前に弔辞を読み上げた。新型コロナウイルス対策のため、一行は滞在時間を必要最小限とし、同日中に帰国した。

報告会は李氏が2015年の訪日時に講演した衆議院第一議員会館で開かれ、国会議員や代理人、合わせて約150人が参加。冒頭、約1分間の黙とうがささげられた。古屋会長は、世界初の弔問団となったことを報告。森氏は、無事に訪台できたことについて台湾と日本の政府に謝意を示した。招待を受けて出席した謝長廷駐日代表(大使に相当)は、李氏が残してくれた台湾と日本の絆を大事にしていきたいとの考えを語った。

日本から弔問団が派遣された日、米国からはアザー厚生長官が訪台した。これを受け、日本から台湾への高官の派遣の可能性について中央社記者に問われると、古屋氏は、国会議員にとどまらず、日本の高官が訪台することに期待する考えを示し、政府を後押ししていく姿勢も見せた。

(楊明珠/編集:楊千慧)