先月30日に97歳で死去した李登輝(りとうき)元総統は2000年の総統退任後、心臓病の治療などを目的に日本を9回訪問した。李氏の訪日は、日本政府の対中関係に対する配慮を背景に、容易なものではなかった。退任後初訪問が実現したのは、退任から約1年後の2001年4月のこと。李氏の訪日実現に尽力した台湾出身の医師、大田一博(王輝生)氏は、当時の裏話や心境を中央社に明かした。
お探しの記事は有効期限を過ぎており表示できません。
中央社の有料記事データベースをご利用ください。
※中央社フォーカス台湾に掲載の記事・写真・イラストの無断転載・利用を禁じます