李登輝氏死去 菅官房長官「緊密な日台関係の礎を築いた」/台湾

【政治】 2020/07/31 12:20 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
笑顔で自作の俳句を発表する李登輝元総統と夫人の曽文恵氏。都内の芭蕉記念館で=2007年5月末

笑顔で自作の俳句を発表する李登輝元総統と夫人の曽文恵氏。都内の芭蕉記念館で=2007年5月末

(台北中央社)菅義偉官房長官は31日午前の記者会見で、30日夜に死去した李登輝元総統について、「今日(こんにち)の台湾の民主主義、緊密な日台関係の礎を築かれた元総統は、多くの日本国民に深い印象を与えた」と悼んだ。また、自民党が野党だった時期に私的に台湾を訪れ、李氏と面会していたことを明らかにし、「すでに90歳に近い年齢だったが、気力に満ちあふれており、台湾への思い、日本への思いを熱く語っていただいたのが非常に印象に残っている」と振り返った。

菅氏は「誠に痛惜の念に堪えない。李元総統は日台間の友好増進に多大なる貢献を果たされたのみならず、自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった普遍的価値が台湾に定着していく上で、極めて大きな役割と貢献を果たされた」と功績をたたえた。

葬儀への政府関係者の派遣については「予定していない」と述べた。

(編集:名切千絵)