中国軍機、台湾の防空識別圏に侵入 南シナ海では米中が同時期に演習

【政治】 2020/07/04 18:42 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾のF16戦闘機(左)と中国のH6爆撃機=2018年5月11日、空軍司令部提供

台湾のF16戦闘機(左)と中国のH6爆撃機=2018年5月11日、空軍司令部提供

(台北中央社)空軍司令部は4日、中国軍の航空機が同日午前、台湾南西部の空域を飛行し、一時台湾の防空識別圏(ADIZ)に侵入したと明らかにした。空軍の警告を受けてADIZから離れたという。

国防部(国防省)がこれまでに公開、確認した情報に基づけば、中国軍機による台湾のADIZ侵入は6月9日以来10回目。空軍は、航空安全を確保するため、台湾周辺の海・空域の動向を把握し、適切に対処していると強調している。

この日は、米軍が大規模な軍事演習のために派遣した2隻の空母、ロナルド・レーガンとニミッツが南シナ海に入っていた。中国軍も西沙(パラセル)諸島周辺で1~5日の日程で軍事演習を実施しており、米中両軍が同じ海域で同時期に演習を行う異例な事態となっている。

(陳韻聿/編集:塚越西穂)