釣魚台めぐる抗議活動 宜蘭県議「政府に迷惑掛けない」/台湾

【政治】 2020/07/03 16:19 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
他の宜蘭県議と「頭城釣魚台保護弁公室」を立ち上げる蔡氏(前列右端)=6月23日

他の宜蘭県議と「頭城釣魚台保護弁公室」を立ち上げる蔡氏(前列右端)=6月23日

(宜蘭中央社)釣魚台列島(日本名:尖閣諸島)に赴き、台湾の領有権と漁業権を主張しようと呼び掛けている宜蘭県議会の蔡文益議員(国民党)は2日、実行に移す際には平和的、理性的な方法で立場を表明すると述べ、中央政府に対抗する意図はなく、迷惑は掛けないと強調した。期日については「出航前に正式に通知する」とするにとどめた。

台湾の行政区分では、同列島は同県頭城鎮に属している。蔡氏は先月下旬、沖縄県石垣市議会が同列島の字名に「尖閣」を付け加える議案を可決したのを受け、他の議員らと「頭城釣魚台保護弁公室」を設置。今月7日に同列島に向かい、日本側に抗議する意向を示していた。

与党・民進党は、同列島は中華民国の領土であるとした上で、「争議の棚上げ、資源の共同開発」という原則に基づき、平和的に問題を解決したいとする姿勢を示している。

(沈如峰/編集:塚越西穂)