台湾、11年連続で最高ランク 米国務省の人身取引報告書

【政治】 2020/06/26 15:00 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾、11年連続で最高ランク 米国務省の人身取引報告書

台湾、11年連続で最高ランク 米国務省の人身取引報告書

(台北中央社)米国務省が25日発表した2020年版の人身取引報告書で、台湾は11年連続で最高ランクに位置付けられた。内政部(内務省)は16日、人権保障は台湾が力を入れて守る普遍的価値だとし、人身取引対策に関する新たな行動計画を年末までに策定する方針を示した。

報告書で台湾は「人身取引撲滅のための最低基準を十分に満たしている」とし、対象期間中、「当局は引き続き真剣かつ持続的な取り組みを示した」と評価された。一方で優先すべき勧告の項目では、漁船管理の強化や搾取されている恐れがある漁船員に対する聞き取り調査などの実施、出稼ぎ労働者に対するサービス料や預り金などの徴収停止、市民社会の意見を仲介業者の評価過程に盛り込むことなどが指摘された。

報告書は世界190近いの国・地域を対象とし、最高ランクには台湾を含め34の国・地域が入った。東アジア地域では、韓国が台湾と同じ最高ランク、日本は上から2番目のランクで、香港とマカオは上から3番目、中国と北朝鮮は最低ランクだった。ランクは4段階で、リビア、ソマリア、イエメンの3カ国は特殊ケースに分類された。

(王承中/編集:名切千絵)