チェコ上院議長、中国の反対押し切り訪台の見通し 外交部「歓迎」

【政治】 2020/06/06 15:49 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
チェコ上院のビストルチル議長=同氏のフェイスブックから

チェコ上院のビストルチル議長=同氏のフェイスブックから

(ベルリン中央社)チェコのミロシュ・ビストルチル上院議長が、中国の反対を押し切り、来週中にも台湾訪問を宣言する見通しが伝えられている。実現すれば、これまでに訪台したチェコ政治家の中で最高位となる。これについて外交部(外務省)は6日、歓迎の意を表明した。正式な説明は確定後になるとしている。

チェコでは、今年2月に訪台する予定だったヤロスラフ・クベラ前上院議長が1月に急死。その後メディアによって、台湾行きを強行するならチェコ企業に報復するなどと中国大使館から脅迫されていた事実が明らかになった。

ビストルチル氏の意向は、6日に発行されたリフレックス誌のインタビューで明らかになった。訪台の理由について同氏は、クベラ氏や自身の訪台計画が中国に再三妨害されたことで余計に意欲が強まったと回答。任期が満了する前に上院議長として正式に台湾を訪問したいと強調した。

チェコ上院では今年10月の改選後、新議長を選出することになっているため、ビストルチル氏の訪台は9月ごろになるとみられる。

(林育立/編集:塚越西穂)