豪政府、マスクなどの調達先に台湾を推奨「国の基準満たしている」

【政治】 2020/05/27 17:53 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
豪政府、マスクなどの調達先に台湾を推奨

豪政府、マスクなどの調達先に台湾を推奨

(シドニー中央社)オーストラリア連邦保健省は27日、感染症予防のための個人用防護具(マスク、ガウン、手袋、ゴーグルなど)を台湾メーカーから入手するよう民間企業や地方政府に勧めていると明らかにした。台湾製のものは「オーストラリアの基準を満たしている」ためとしている。

グレッグ・ハント保健相が中央社のメール取材に対し、同省幹部を介して回答した。 この幹部は、オーストラリアと台湾は新型コロナウイルス対策においてすでに協力を始めていると説明。個人用防護具については、メーカーを各自で探すよう民間企業や各州、領地、都市の政府に勧めており、この中には台湾メーカーも含まれているとした。

マスクなどの医療物資をめぐっては、中国製の欠陥品が欧州や北米などで相次いで発見されている。オーストラリアでも、シドニー・モーニング・ヘラルド紙やジ・エイジ紙が26日、海外で生産された粗悪品のN95マスクが国内の医療機関に流入し、ハント氏が徹底的な調査を命じたと伝えた。

両紙が報じたところによれば、オーストラリア政府は先月、中国から届けられた約90トンのマスクの購入を拒否した。一方で台湾とは同じ頃、オーストラリアが保有する消毒液用のエタノール100万リットルと、台湾がストックするマスク用の不織布3トンを相互に支援し合うことで合意している。

(丘徳真/編集:塚越西穂)