鈴木外務副大臣、台湾のWHO参加を支持 「軍事大国の蹂躙許せない」

【政治】 2020/05/22 14:49 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
鈴木外務副大臣

鈴木外務副大臣

(東京中央社)鈴木馨祐外務副大臣は21日、自身のブログを更新し、中国の圧力によって実現できずにいる台湾の世界保健機関(WHO)参加を支持する姿勢を強調した。また、日本にとっての台湾の位置付けを「安全保障上、生命線と言っても過言でない」と形容し、台湾が「共産党一党独裁の軍事大国に蹂躙(じゅうりん)されるようなことは断じて許容出来ない」との考えを示した。

冒頭で、20日に発足した第2期蔡英文政権への祝意と、台湾の民主的な選挙への敬意を表した鈴木氏。台湾は「基本的な価値観を共有する重要なパートナーであり、大切な友人」だとする日本政府の姿勢を改めて示した。

その上で、中国がWHO総会だけでなく、他の国際機関でも台湾の参加を妨害していると指摘し、このことは「我が国のみならず国際的な平和や安全にとって実質的な大きなリスク」と警鐘を鳴らした。

その一例として、台湾が新型コロナウイルスの封じ込めに成功したにもかかわらず今回のWHO総会に招かれなかったことを挙げ、WHOが事務局を含め「中国の政治的思惑に振り回された結果」だと批判。「人命や健康、科学よりも特定国の政治的思惑を重視したと言われてもやむを得ない」、「猛省を促す」などとつづった。

(楊明珠/編集:塚越西穂)