台湾のWHO総会参加、日米から支持の声相次ぐ

【政治】 2020/05/19 18:54 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
WHO総会の会場=資料写真

WHO総会の会場=資料写真

(台北、東京、ワシントン中央社)台湾の世界保健機関(WHO)総会への参加を支持する声が日本や米国から相次いで寄せられている。茂木敏充外相が19日に報告した2020年版の外交青書では、台湾のオブザーバー参加を支持する立場が明記された。菅義偉官房長官は、台湾が今年の総会に参加できなかったことについて「非常に残念」との見解を示した。ポンペオ米国務長官は、中国やWHOを非難する声明を発表した。

日本メディアによれば、2020年版の外交青書では、台湾について「極めて重要なパートナー」と位置付けられ、台湾に関する記述が19年版より増えた。台湾のWHO総会へのオブザーバー参加について明記されたのは、台湾が参加できなくなった17年以降初めて。

ポンペオ氏は、WHOのテドロス事務局長が中国の圧力に屈し、台湾を招待しなかったと指摘。台湾の新型コロナウイルス対策を称賛し、総会で台湾の知見を共有できないことに不満を示した。

日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会台北事務所の泉裕泰代表(大使に相当)は19日、同協会のフェイスブックで、台湾のオブザーバー参加について「心から残念」とコメント。WHOから「台湾が排除される理由はない」とした上で、今後も台湾の参加を強く支持していく姿勢を示した。

(楊明珠、徐薇テイ、陳韻聿/編集:楊千慧)