蔡政権2期目 総統府秘書長に蘇前立法院長=人事発表/台湾

【政治】 2020/05/19 16:12 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
蘇嘉全氏(左)と顧立雄氏

蘇嘉全氏(左)と顧立雄氏

(台北中央社)蔡英文政権2期目の発足を20日に控え、総統府の黄重諺報道官は18日、関連の人事を発表した。総統府秘書長(官房長官に相当)には蘇嘉全・前立法院長(国会議長)、国家安全会議秘書長には顧立雄・金融監督管理委員会主任委員(閣僚)が就任し、国家安全局長は現職の邱国正氏が続投する。

蘇氏は屏東県長や内政部長(内相)、農業委員会主任委員などを歴任した政治経験が豊富な政治家。社会との意思疎通の推進に寄与することが期待されている。顧氏は弁護士の出身で長期にわたって人権擁護に取り組んできた。異なる分野の専門家をまとめ、従来の壁を超えて問題を解決する能力が買われた。邱氏は軍出身で、米陸軍戦略大学の卒業記念碑に名前が載った台湾初の将官でもある。軍では兵士の行動管理に厳しいことで知られた。

また、総統府報道官には行政院(内閣)のKolas Yotaka(グラス・ユタカ)報道官が起用された。台湾原住民族(先住民)アミ族出身で、先住民出身者が総統府報道官を務めるのは初めて。

(葉素萍/編集:荘麗玲)