欧州議員22人、台湾のWHO完全参加支持をEU外相に呼び掛け

【政治】 2020/04/24 16:43 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
ビュティコファー議員が自身のウェブサイトで公開した中華民国国旗の画像=同氏のウェブサイトから

ビュティコファー議員が自身のウェブサイトで公開した中華民国国旗の画像=同氏のウェブサイトから

(ブリュッセル中央社)欧州議会の主要会派、緑グループ・欧州自由連盟と社会民主進歩同盟の議員22人は連名で、台湾が世界保健機関(WHO)に完全な形で参加できるよう支持を求める書簡を欧州連合(EU)のジョセップ・ボレル外務・安全保障政策上級代表に送付した。緑グループ・欧州自由連盟のラインハルト・ビュティコファー議員が23日、中華民国(台湾)駐EU兼駐ベルギー代表処の曽厚仁代表(大使に相当)とビデオ対談を行い、明らかにした。

ビュティコファー氏が21日に自身のウェブサイトで公開した書簡によると、「現時点では台湾のWHO正式加盟の問題は提起しない」とした上で、「台湾の完全な形での実務的参加を認める実際的次善策があるべき」だと主張。ボレル氏に対し、EUのパートナー諸国と積極的に協働し、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)や将来的に発生しうる国際的な健康リスクと闘うWHOの取り組みに台湾を完全な形で参加させるための策を出すよう求めた。

欧州議会からは、台湾のWHO参加を支持する声が相次いで上がっている。今月8日には超党派議員67人が連名でボレル氏に書簡を送り、5月のWHO総会への台湾の参加を強く支持する考えを表明した。

(唐佩君/編集:名切千絵)