台湾、水際対策強化 入境時に発熱や呼吸器症状あれば集中検疫所で待機

【政治】 2020/04/03 17:08 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
せきがあるため、空港から集中検疫所に直接収容されることになる女児とその母親=4月3日、桃園空港

せきがあるため、空港から集中検疫所に直接収容されることになる女児とその母親=4月3日、桃園空港

(台北中央社)台湾は新型コロナウイルスの流入を食い止めるため、発熱や呼吸器症状がある入境者を空港から集中検疫所に直接収容する措置を3日から開始した。空港で検体を採取し、検査結果が出るまで検疫所で待機させる。陰性かつ健康状態が回復した場合は、医療スタッフが帰宅の可否を判断する。

台湾は先月19日から、外国人の入境を原則的に禁止。入境者には14日間の在宅検疫(外出禁止)を義務付けている。指揮センターによれば今月1日の入境者数は1500人にまで減少したが、発熱や呼吸器症状がある人は毎日100人程度いるため、水際対策の強化を決めたという。

発熱や呼吸器症状がある入境者に対し、空港で検体採取を行い、防疫専用タクシーで集中検疫所に向かうよう求める。桃園空港(桃園市)、高雄空港(高雄市)からの入境者については当面の検疫所の場所が決まっているが、台北松山空港(台北市)については検討中だとしている。

桃園空港では3日早朝、せきの症状がある女児とその家族が集中検疫所での待機を求められた。母親は取材に対し、新たな措置の実施を知らなかったと明かし、困惑した様子を見せた。

(張茗喧、呉欣紜/編集:名切千絵)