「台湾のWHO参加へ支持を」 神戸市会、意見書を衆参両院議長らに提出

【政治】 2020/04/03 15:50 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
左から上畠寛弘神戸市議、安達和彦神戸市会議長、大島理森衆院議長、坊恭寿神戸市議=上畠氏提供

左から上畠寛弘神戸市議、安達和彦神戸市会議長、大島理森衆院議長、坊恭寿神戸市議=上畠氏提供

(台北中央社)神戸市会の安達和彦議長は1日、台湾の世界保健機関(WHO)などへのオブザーバー参加について、国に支持を求める意見書を衆参両院議長に手渡した。意見書は先月26日、市議69人全員で提案し、全会一致で採択された。

意見書では、台湾がWHOに参加できていないことで地理的空白が生まれていると指摘。台湾には2万人以上の日本人が在留し、日台の往来人口は昨年700万人を超えたことに言及し、台湾の不参加は「日本だけでなく全世界の人々の健康を脅かしかねない」と訴えた。同時に、国際民間航空機関(ICAO)への台湾のオブザーバー参加支持も合わせて求めた。

安達議長は1日、衆参両院議長公邸を訪問。安達議長によれば、大島理森衆院議長は新型コロナウイルスに関する台湾の防疫対策を評価し、外務省や国土交通省など関係官庁に伝えることを約束した。山東昭子参院議長は、東日本大震災などで台湾から寄せられた支援に謝意を示し、全参院議員と意見書を共有すると述べたという。

意見書は内閣官房長官や国土交通相宛てにも提出した。

(編集:名切千絵)