助けてくれたのは「台湾だけ」 パラオの国連大使、新型コロナ支援に感謝

【政治】 2020/04/03 13:05 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾の新光医院からパラオに送られる支援物資=ウルドン氏のツイッターから

台湾の新光医院からパラオに送られる支援物資=ウルドン氏のツイッターから

(台北中央社)太平洋の島国パラオのゲディケス・オライ・ウルドン国連大使は2日、新型コロナウイルスへの対応のため台湾の病院から送られた支援物資の写真をツイッターに投稿し、支援要請に反応してくれたのは台湾だけだったと明らかにした。「本当にありがとう」と感謝を示し、台湾を「真の友」と称賛した。

パラオは中華民国(台湾)と外交関係を結んでいる。新型コロナウイルスを巡る支援で台湾はこれまでに、パラオ国内で発生した疑わしい症例のウイルス検査を代わりに実施するなどの協力も行っていた。

ウルドン氏はツイッターで、ウイルス検査をするよう全ての専門家から言われ、パラオが国際社会に支援を求めてきたことに言及した上で「台湾以外は誰も反応してくれなかった」と明かした。

外交部(外務省)の欧江安報道官は、台湾は外交関係を有する各国の国民の健康を重視し、医療や衛生において協力を行ってきたと言及。今回の新型コロナウイルスの感染拡大においても、太平洋の外交関係国の支援要請に可能な範囲内で応えているとし、今後も関係国の防疫のニーズに対応し、既存の協力事業を拡大させると共に、「台湾は手を差し伸べられる。そして今も助けている」の精神を実践することで国際協力の成果を最大限発揮していくと強調した。

(侯姿瑩、游凱翔/編集:名切千絵)