台湾、イタリアへの渡航自粛を勧告 同国からの入境者は14日間外出禁止に

【政治】 2020/02/27 18:02 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
不要不急の渡航自粛を勧告する「レベル3・警告」に引き上げられたイタリア=疾病管制署のウェブサイトから

不要不急の渡航自粛を勧告する「レベル3・警告」に引き上げられたイタリア=疾病管制署のウェブサイトから

(台北中央社)中央感染症指揮センターは27日、新型コロナウイルスの感染が拡大しているイタリアについて、不要不急の渡航自粛を勧告する「レベル3・警告」の感染症渡航情報を同日付で発出すると発表した。レベル3は警戒の度合いが3段階で最も高く、中国、香港、マカオ、韓国と同列となる。

イタリアから台湾に入境する人に対しては28日以降、入境後14日間の在宅検疫を義務付ける。在宅検疫の対象者は外出禁止となり、毎日の健康状態報告が求められる。違反した場合、最高で100万台湾元(約363万円)の過料が科される。

感染症渡航情報は衛生福利部(保健省)疾病管制署が出しているもので、日本やシンガポール、イランは「レベル2」(現地での予防措置強化)に、タイは「レベル1」(現地での一般的な予防措置の順守)に指定されている。

外交部(外務省)の渡航警戒情報では、イタリア全域に不要不急な渡航の自粛を求める「レベル3」が、イタリア北部ロンバルディア州の一部都市と北東部ベネト州の一部地区には渡航中止と速やかな退避を勧告する「レベル4」が25日付で発出されている。

(陳偉テイ/編集:名切千絵)