台湾の行政院長、「危機を転機に」 防疫や経済振興に意欲=新型肺炎

【政治】 2020/02/15 11:13 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
マスク生産などについて業者から説明を受ける蘇行政院長(左手前)

マスク生産などについて業者から説明を受ける蘇行政院長(左手前)

(新北中央社)蘇貞昌行政院長(首相)は14日、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスが猛威を振るう中、防疫や救済措置、経済振興を通して危機をチャンスに変えるとする政府の姿勢を強調し、心を一つにして防疫に努める全国民に感謝した。

蘇氏はこの日、北部・新北市を訪れ、需要が高まっているマスクの製造機メーカーを視察した。同行した沈栄津経済部長(経済相)は、新たに生産される60台の機械が稼働すれば台湾は1日当たり1000万枚のマスク製造が可能になると説明。本来これらの機械の組み立てを全て完了させるためには4カ月から半年かかるが、関係者の努力で20日以内に完成できるとする見通しを示した。

蘇氏は、マスクの輸送や販売などに取り組む人々がいることにも言及。困難に直面して初めてその人間や組織の強さが分かるという意味の「疾風に勁草(けいそう)を知る」などの熟語を使って関係者に感謝するとともに、1日1000万枚体制が3月中旬にも確立することに期待を寄せた。

(黄旭昇/編集:塚越西穂)