米上院議員、台湾とのFTAに前向き 頼次期副総統との面会で表明

【政治】 2020/02/05 15:42 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
対面を喜ぶ(左から)ガードナー氏、リッシュ氏、頼氏、メネンデス氏=米上院外交委のウェブサイトから

対面を喜ぶ(左から)ガードナー氏、リッシュ氏、頼氏、メネンデス氏=米上院外交委のウェブサイトから

(ワシントン中央社)訪米中の頼清徳次期副総統は4日、米上院外交委員会のジム・リッシュ委員長(共和党)ら3人の親台派議員と面会した。リッシュ氏は台湾の世界保健機関(WHO)参加への支持を表明したほか、台湾との自由貿易協定(FTA)締結の可能性についても前向きの姿勢を示した。

頼氏と面会したのはリッシュ氏のほか、同委の民主党幹事を務めるロバート・メネンデス議員、同委東アジア・太平洋・国際サイバーセキュリティー政策小委員会のコリー・ガードナー委員長(共和党)。

外交委が発表した報道資料によればリッシュ氏は、世界が新型コロナウイルスによる肺炎の脅威に直面する現況に台湾が「十分に参加」するのを支持する姿勢を強調。影響を受ける国がWHOや専門家から必要な情報を得ることは非常に重要だと述べた。

また、自由貿易協定についても、自身の選挙区であるアイダホ州にとって「台湾は2番目に大きい貿易パートナー」だと述べ、「共同の利益や重要な事項において頼氏と協力し合う」ことに期待を寄せた。

メネンデス氏は、2期目の蔡英文政権と協力し合い、双方の人民のつながりを強化させることに意欲を示した。

ガードナー氏は、台湾との実務関係のあり方を定めた「台湾関係法」や米台高官の相互訪問を促進する「台湾旅行法」、台湾への定期的な武器売却などを求める「アジア再保証イニシアチブ法」などの下、引き続き台湾と台湾人民のために声を上げていくとする米議会の姿勢を改めて示した。また、WHOが台湾を排除する現況についても言及し、「中国が侵略的な行動で台湾の合法性を剥奪する」中、米国は台湾を支持する立場を改めて表明すべきとした。

(徐薇テイ/編集:塚越西穂)