日台親善協会の衛藤会長 蔡総統の訪日「大歓迎」

【政治】 2020/02/04 15:32 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
衛藤衆院議員(左手前)と蔡駐日副代表

衛藤衆院議員(左手前)と蔡駐日副代表

(東京中央社)日本台湾親善協会の会長を務める衛藤征士郎衆院議員が3日、東京都内で開かれた同協会のイベントで、中国の習近平国家主席が訪日することに言及し、蔡総統の来訪も「大歓迎する」と述べた。

台湾では一部のメディアが、蔡総統が5月20日の就任式典後に訪米し、政府高官と面会すると報じていた。衛藤氏の発言はこれを受けてのもの。

衛藤氏はあいさつで、台湾はアジアにおいて非常に重要な国で、アジアの平和、安定、繁栄、人権、自由、民主主義の核心だと強調。日米は同盟関係という基礎の下、台湾がさらに発展できるよう支持するべきとの考えを示した。

イベントに出席した台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)の蔡明耀副代表は、衛藤氏の言葉を「うれしく思う」とした上で、新型コロナウイルスがまん延する状況を指摘。ウイルスに国境はないと強調し、台湾が世界保健機関(WHO)に参加し、WHO総会に出席することは非常に重要だと訴えた。

台湾のWHO参加をめぐっては、超党派議員連盟「日華議員懇談会」が近く役員会を開き、WHOに働きかけることを検討すると日本メディアが報道した。これについて衛藤氏は、同協会から各都道府県それぞれ1~2名の国会議員を顧問団として編成する方針を示した。

蔡総統の訪米については、総統府が同日声明を出し、報道の内容を否定している。

(楊明珠/編集:塚越西穂)