新型肺炎 台湾、感染対策レベルを1段階引き上げ 保健相が指揮

【政治】 2020/01/24 12:32 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
桃園国際空港の検疫所(資料写真)

桃園国際空港の検疫所(資料写真)

(台北中央社)中央感染症指揮センターは23日、新型コロナウイルスの感染防止対策レベルを1段階引き上げたと発表した。上から2番目に高い「レベル2」とし、陳時中・衛生福利部長(保健相)がセンターの指揮を執る。水際対策を厳格化し、中国や香港、マカオからの旅行者への検疫措置を強化する。陳部長は記者会見で、対策レベルの引き上げは台湾での感染状況が深刻化したためではないと説明した。

陳部長の説明や衛生福利部疾病管制署の発表資料によれば、中国や香港、マカオからの旅行者には14日以内の武漢への渡航歴や症状の有無を確認する。武漢への渡航歴と症状がいずれもない旅行者には健康声明書への記入を求め、虚偽の記載をした場合には最高で15万台湾元(約54万7000円)の罰金を科す。症状はないが武漢への渡航歴がある旅行者に対しては訪台期間中、健康状態を電話や対面で毎日確認し、14日間追跡調査する。現居住地または旧居住地が武漢の旅行者は一律で入境を拒否する。

台湾内では21日に1人の感染が確認された。同署によれば22日現在、54人が隔離の上、検査を受けている。

(陳偉テイ/編集:名切千絵)