英学者「中国共産党の対台湾政策は失敗」=総統選に関する国際カンファ

【政治】 2020/01/22 17:40 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
国際カンファに参加するヒューズ教授(右端)や頼怡忠氏(左から2人目)

国際カンファに参加するヒューズ教授(右端)や頼怡忠氏(左から2人目)

(ブリュッセル中央社)台湾で今月実施された総統選に関する国際カンファレンスが21日、ベルギー・ブリュッセルで催された。英ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスのクリストファー・ヒューズ教授は、中国と距離を置く与党・民進党の蔡英文総統の再選は、中国共産党の対台湾政策は失敗に終わったことを意味するとの見解を示した。

ヒューズ氏は、中国の習近平国家主席が昨年1月、一国二制度による台湾統一を目指す姿勢を強調したことに言及。だが、香港デモの発生により「一国二制度は災難」であることを台湾人に示してしまったとし、蔡総統は習氏に感謝の手紙を送るべきだとユーモアを交えて語った。

台湾のシンクタンク、遠景基金会の頼怡忠執行長は、台湾人は選挙結果によって「一国二制度」と「一つの中国」原則を受け入れられないと中国にはっきり示したと強調した。

会場では中国人学者を名乗る人物が、蔡総統に祝福メッセージを寄せたのは33カ国で、そのうち15カ国が台湾と国交を結ぶ国だったと聞いているなどと発言。これに対し頼執行長は、すでに80の国や国際組織などから祝意が伝えられたと説明。33という数字がどこから来たものなのか分からないと答えた。

(唐佩君/編集:楊千慧)