蔡総統、中国の介入防ぐ法律に署名=総統府で談話発表/台湾

【政治】 2020/01/15 14:03 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
総統府で談話を発表する蔡英文総統=総統府提供

総統府で談話を発表する蔡英文総統=総統府提供

(台北中央社)蔡英文総統は15日、中国の介入を防ぐ「反浸透法」に署名、公布した。同法を巡り、「新たな戒厳法だ」などと反発の声が上がっていることを受け、蔡総統は「交流に反対するものではない。違法の構成要素は非常に厳格」だと説明し、行政院(内閣)に対し、同法への正しい理解の促進を図るよう求めたことを明らかにした。総統府で談話を発表した。

同法は、域外敵対勢力の指示や委託、資金援助を受けて選挙運動を行うことを禁じた。法案は昨年11月下旬に与党・民進党によって提出され、同12月末に立法院(国会)で成立した。一方で、同法の「介入」に関する各種用語の定義のあいまいさが指摘され、中国大陸に居住する台湾人などへの影響が懸念されている。野党・国民党は同法の憲法解釈を申し立てる方針を示している。

(葉素萍、温貴香/編集:名切千絵)