「台湾」が「中華台北」に 香港の抗議で名義変更 チュックボール国際大会

【政治】 2019/12/21 18:21 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
チュックボールの国際大会に出場した台湾の代表選手ら=方慎思さんのフェイスブックから

チュックボールの国際大会に出場した台湾の代表選手ら=方慎思さんのフェイスブックから

(台北中央社)スイス・ジュネーブで行われているチュックボールの国際大会に「台湾」名義で出場する予定だった代表チームが、香港チームの抗議によって「チャイニーズタイペイ」(中華台北)への名義変更を余儀なくされていたことが分かった。会場に掲げられていた中華民国国旗も、19日までに中華オリンピック委員会旗に取り換えられたという。選手団に同行した国際チュックボール協会の黄進成名誉会長が20日までに明かした。

チュックボールは、弾力のあるネットにボールをシュートし合う、ハンドボールによく似たスポーツ。台湾は世界でもトップクラスの強豪だ。同大会は現地時間11~22日の日程で開催。台湾からは高校・大学各1チームが出場した。

台湾はオリンピックなどの国際大会に「チャイニーズタイペイ」名義で参加し、中華民国国旗の代わりにオリンピック委員会旗を使用する、いわゆる「オリンピック方式」を用いるケースが多いが、同大会ではこれまで「台湾」名義で参加し、国旗を掲げていた。今回香港側は、台湾がオリンピック方式に準じるべきと大会主催者に訴えたという。

(黄巧ブン/編集:塚越西穂)