蔡英文総統、頼清徳氏とタッグ 総統選に向け「団結」へ/台湾

【政治】 2019/11/17 13:50 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
来年の総統選で再戦を目指す蔡英文総統(右)とコンビを組む頼清徳氏

来年の総統選で再戦を目指す蔡英文総統(右)とコンビを組む頼清徳氏

(台北中央社)来年1月の総統選で再選を目指す与党・民進党の蔡英文総統は17日、台北市内で記者会見し、副総統候補に頼清徳前行政院長を起用すると正式に発表した。2人は今年6月、総統候補を決める党内予備選を争ったが、蔡総統は「競争こそがわれわれをさらに強くし手を組ませ、最も強いタッグにしてくれた」と強調。「団結」の姿勢を示した。

頼氏は、蔡総統の誠意を感じ、要請を受けることにしたと説明。副総統候補として蔡総統と共に選挙を戦い、台湾の民主主義を守り抜くとの考えを示した。

独立志向を持つ民進党だが、党内有力者の蔡氏と頼氏が予備選を争うなど、分裂を危惧する声が上がっていた。関係者は、蔡氏より独立志向が強い頼氏を副総統候補に据えることで、穏健な蔡総統に物足りなさを感じている層の支持を取り込むことができると分析している。

総統選の立候補の届け出は18日から22日まで。蔡氏ペアのほか、対中融和路線の最大野党・国民党の韓国瑜氏と、国民党から分裂してできた小政党、親民党の宋楚瑜主席(党首)の3陣営が届け出る見通し。

(葉素萍、顧セン、温貴香/編集:楊千慧)