国民党重鎮・王氏、出馬断念 親民党の宋主席が立候補へ=総統選/台湾

【政治】 2019/11/12 15:49 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
王金平氏

王金平氏

(台北中央社)最大野党・国民党重鎮の王金平氏(78)は12日、台北市内で会見を開き、来年1月の総統選への立候補を断念する意向を明らかにした。候補擁立資格を持つ小政党、親民党からの出馬を検討していたが、同党の宋楚瑜主席(党首)が参戦する考えを固めたためだという。宋氏が出馬すれば、再選を目指す民進党の蔡英文総統と国民党の候補、韓国瑜高雄市長の三つどもえの戦いとなる。

王氏は、現職の立法委員(国会議員)で、李登輝政権末期の1999年から約17年にわたって立法院長(国会議長)を務めた。総統選の公認候補を決める党内予備選に名乗りをあげたが、当初出馬表明をしていなかった韓氏を予備選に参加させる方針を党が決めたことに不満を示し、6月に辞退した。

その後も総統選出馬を目指していた王氏。予備選で敗れ、国民党を離れた鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘・前董事長(会長)や柯文哲・台北市長との連携の道を探りつつ、親民党の協力を得るため動いていた。

(劉冠廷/編集:楊千慧)