蔡総統と頼氏がそろって選挙活動 党内予備選以来初/台湾

【政治】 2019/11/02 18:47 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
立法委員(国会議員)選の民進党候補者の応援に駆け付けた蔡総統(中央)と頼氏(左から2人目)

立法委員(国会議員)選の民進党候補者の応援に駆け付けた蔡総統(中央)と頼氏(左から2人目)

(台南中央社)来年1月の総統選で再選を目指す与党・民進党の蔡英文総統と、党内予備選で蔡氏と公認指名を争って敗れた頼清徳・前行政院長(首相)が2日、南部・台南市で顔を合わせた。2人がそろって公の場に姿を現したのは、予備選が終了した6月以来初めて。

この日は、総統選と同日に実施される立法委員(国会議員)選に台南の選挙区から出馬する同党候補者の選挙対策本部が発足。2人は応援のために駆け付けた。会場では頼氏が、台湾が第2の香港やチベットにならないよう、第一線に立って蔡総統を当選させようと応援演説。その後到着した蔡氏は頼氏に握手を求めた。壇上では、予備選終了後に自身を支持する約束をし、それを実行している頼氏への感謝を示し、支持者に団結を呼び掛けた。

イベント終了後、報道陣の取材を受けて「肩を並べて戦うのは素晴らしい」と感想を漏らした蔡氏。頼氏とは「団結している」と強調した。また、副総統候補に頼氏を推す声が党内で強いことについては、「適切な時期に最良のコンビを提示する」とした。

台南では同日、対立候補の最大野党・国民党の韓国瑜高雄市長の選挙活動も行われ、呉敦義主席(党首)や朱立倫・前新北市長らそうそうたる顔触れが集結。2大政党の動向に関心が集まった。

(温貴香/編集:塚越西穂)