日米独豪、台湾のICPO総会参加を相次いで支持

【政治】 2019/10/18 16:21 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
日米独豪、台湾のICPO総会参加を相次いで支持=資料写真

日米独豪、台湾のICPO総会参加を相次いで支持=資料写真

(台北中央社)国際刑事警察機構(ICPO、インターポール)総会が15~18日にチリの首都サンティアゴで開催されたが、台湾は今年も参加がかなわなかった。これを受けて米国やドイツ、日本、オーストラリアの対台湾窓口機関(大使館に相当)が、台湾の参加を支持する姿勢をフェイスブックを通じて相次いで表明した。

米国在台協会(AIT)は17日、「台湾は政治的な要因でICPOから排除されている」と指摘し、「台湾は法執行における米国や諸国の優秀なパートナー」とつづった。ドイツ在台協会も同日、「ドイツは台湾がまたしても総会へのオブザーバー参加を果たせなかったことを遺憾に思う」とコメント。両者は異口同音に、「法執行の政治化は犯罪を助長するだけ」と強調した。

オーストラリア弁事処も同日、「台湾が世界における法執行に貢献するのを歓迎する」と投稿した。日本台湾交流協会は15日の段階で、台湾のICPO参加を訴える外交部(外務省)制作の動画をフェイスブックでシェアしていた。

中華民国(台湾)は1964年からICPOに参加していたが、84年に中国が加盟したことで脱退を余儀なくされた。台湾は復帰に向けた働き掛けを続けているが進展はみられていない。消息筋によると、今年も刑事警察局が1月にICPOに書簡を送り、総会へのオブザーバー参加やICPOの通信システム、I-24/7の利用、関連の教育訓練への参加を求めたが、返答は得られなかった。

(侯姿瑩/編集:塚越西穂)