安倍首相の名入り祝電は「首相官邸からでなかった」=駐福岡弁事処/台湾

【政治】 2019/10/08 16:38 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
安倍首相の名入り祝電は「首相官邸からでなかった」=駐福岡弁事処/台湾

(東京中央社)台北駐大阪経済文化弁事処(総領事館に相当)福岡分処は7日、同処が国慶節祝賀レセプションで公開した安倍晋三首相の名前が入った祝電について、首相官邸から出されたものではなかったと説明した。蘇貞昌行政院長(首相)は、外交上の不手際として責任を追及する姿勢を示している。

祝電には「中華民国一〇八年国慶節祝賀レセプションが盛大に開催されますことを心よりお祝い申し上げます」などと書かれていた。国慶節(10月10日)は中華民国の建国記念日。福岡分処では4日に祝賀会が開かれた。

同処はメッセージについて、▽政界の友人を通じて受け取ったもので、長期的な信頼関係に基づき公開した ▽出どころが首相官邸でないと確認されたため、公式な記録として残していない ▽日本側の立場をよく理解している--と釈明した。

蘇氏は8日、立法院(国会)の質疑でこの件に触れ、しかるべき訓練を受けた外交官であるにもかかわらず不当な情報を公開したとして、責任を追及するべきだと述べた。

日本では岡田直樹内閣官房副長官が7日の記者会見で中国メディアから祝電に関する質問を受け、「安倍総理からご指摘のような祝電を出したという事実はない」と回答していた。

(楊明珠/編集:塚越西穂)