米政界、中国を非難 台湾の国交国切り崩しを受け

【政治】 2019/09/21 16:57 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
米ホワイトハウス

米ホワイトハウス

(ワシントン 21日 中央社)太平洋の島国キリバスが中華民国(台湾)と国交を断絶したことを受け、米ホワイトハウスのベテラン官僚が台湾を支持するコメントを発表した。上下両院の議員からも台湾の国交国を切り崩す中国の動きを非難する声が上がっている。

トランプ政権で国家安全保障を担当するこの官僚は現地時間20日、メディアのメール取材に応じ、キリバスの外交政策転換はアジア太平洋地域の平和と安定に寄与しない上、同国が主権に基づき持続可能な未来を構築するのにも役立たないと言及。国の主権と繁栄に大きな影響を及ぼすとして、これらの決定を行うにあたって慎重を期するよう各国政府に呼び掛けた。

共和党のトム・コットン上院議員はツイッターで、野心を抱く中国に米国が立ち向かうには、民主的でパートナーである台湾を引き続き支持するべきとつづった。同党所属で下院外交委員会アジア太平洋小委員会のテッド・ヨホ議員は、2つの国が一週間以内に立て続けに台湾と外交関係を断ったことを取り上げ、中国からの資金援助を受けることで、政治的・経済的にコントロールされないようツイッターで警鐘を鳴らした。

外交部(外務省)は20日、キリバスが台湾との国交を断絶するとの通知を受け、同国との即日断交を発表した。台湾は16日、同じ太平洋に位置するソロモン諸島と外交関係を解消したばかり。

(江今葉/編集:荘麗玲)