台湾の国連加盟を訴えるデモ、来月NYで 注目集める工夫も

【政治】 2019/08/30 14:43 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
デモへの参加を呼び掛ける台湾人団体「Keep Taiwan Free」のメンバーら

デモへの参加を呼び掛ける台湾人団体「Keep Taiwan Free」のメンバーら

(ニューヨーク 30日 中央社)国連総会が来月中旬開幕するのに合わせ、米東部の台湾人団体が9月7日、開催地のニューヨークで台湾の国連加盟を訴えるデモを実施する。デモは1992年に始まり、今年で28回目。新世代の支持者獲得を目指し、今年はより注目が集まりやすい新路線を選んだほか、出発地点にステージを設けてイベントも開催する。

共同発起人の一人、呉丞峻氏は29日、ニューヨーク市内で記者会見し、活動について説明した。今年の出発地点は、マンハッタンのアスター・プレイス。タイムズスクエアを経由して、在ニューヨーク中国総領事館を目指す。これまで終点としてきた国連本部はコースから外した。沿線の人通りを考慮したという。

また、「逃亡犯条例」改正案への抗議活動が続く香港の人々にも参加を促すため、アスター・プレイスの会場には、香港各地に出現した「レノン・ウオール」と呼ばれる、当局批判などのメッセージが貼られた壁を設ける。呉氏は、香港だけでなく、チベット族やウイグル族など、中国の圧力に直面する団体や国、民族の力を集めたいと意欲を示した。

消息筋によると、デモには台湾から与党・民進党の立法委員や民間団体「台湾聯合国協進会」のメンバーらが駆け付けるほか、チェイニー元副大統領の副補佐官を務めたスティーブン・イェーツ氏も参加する予定。総勢500人程度になるとみられる。

今年の国連総会は9月17日に開幕する。

(尹俊傑/編集:塚越西穂)