蔡総統と馬氏が金門で握手 台北では柯市長と郭氏、王氏が3ショット/台湾

【政治】 2019/08/23 17:49 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
馬前総統(手前右)と握手をする蔡総統=フェイスブックページ「総統府発言人」から

馬前総統(手前右)と握手をする蔡総統=フェイスブックページ「総統府発言人」から

(台北 23日 中央社)離島・金門で23日、蔡英文総統と野党・国民党の馬英九前総統が握手をし、あいさつを交わした。台北では同日、来年1月の総統選出馬が取り沙汰される柯文哲台北市長(台湾民衆党)が、総統選に向けて手を組むとの噂がある郭台銘・鴻海(ホンハイ)精密工業前会長、国民党の王金平前立法院長(国会議長)と式典に出席し、一緒に写真に収まった。3氏が公の場でスリーショットを見せるのは初めて。

この日は1958年に人民解放軍が離島・金門島に砲撃を行った「金門砲戦」の勃発から61年となった日で、蔡氏と馬氏はそれぞれ、慰霊式典に参加するために金門を訪れていた。両氏は式典では顔を合わせなかったが、蔡氏が式典会場から別の場所に移動する途中、学生らと山登りをしていた馬氏と遭遇し、車を降りてあいさつをした。

総統府の公式フェイスブック「総統府発言人」は、両氏が対面した際の映像を投稿。「『台澎金馬(台湾本島、離島・澎湖、金門、馬祖)運命共同体』『国民団結、国家一体』の金門砲戦の精神のようだ」とつづった。馬氏も自身のフェイスブックで対面時の映像を公開し、文章には「#蔡英文」「#双英会」(2人の“英”が面会)などのハッシュタグ(検索目印)をつけた。

柯氏と郭氏、王氏の3人は台北市内で行われた同市主催の金門砲戦記念音楽会に出席。一緒に取材は受けず、3人のやり取りは少なかったものの、記念撮影の際には互いに握手を交わし、同盟結成の可能性が絶たれていないことを行動で証明した。

(梁珮綺/編集:名切千絵)