米が新型F16売却を通告、66機 国防部、2026年全機受領目指す/台湾

【政治】 2019/08/21 15:18 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
米が新型F16売却を通告、66機  国防部、2026年全機受領目指す/台湾

(台北 21日 中央社)米国務省は現地時間20日、台湾に新型のF16戦闘機66機を売却すると議会に正式に通告した。国防部(国防省)職員によれば、同部は全機の受領完了を米側が予定していた2027年から1年繰り上げ、2026年とすることを目指して交渉する方針だという。

売却総額は約80億米ドル(約8500億円)。同部は報道資料で、1カ月後にも承認される可能性があるとの見方を示した。

蔡英文総統は米側の発表を受け、フェイスブックを更新し、米国が台湾の国防の安全確保を支持し続けているとして歓迎と感謝の意を表明した。

外交部(外務省)の欧江安報道官は、台湾の防衛支援を盛り込んだ「台湾関係法」制定40周年という台米双方にとって記念すべき年にトランプ米政権が何度も具体的な行動で同法を履行し、台湾に対する「6つの保証」を遂行しているとし、「台湾と米国の安全におけるパートナーシップがより強固となっていることが改めて証明された」と評価した。

米から売却されるのは、レーダーの強化などが図られた新型のF16戦闘機。空軍司令部は同機について、現在の敵がもたらす脅威に対応するための最良の選択だと言及。最短期間での訓練が可能で、即戦力となることが期待されるとし、新たな部隊を編成する方針を示した。

(游凱翔、侯姿瑩/編集:楊千慧)