中華民国旅券の氏名アルファベット表記、ビン南・客家・先住民語も使用可に

【政治】 2019/08/15 17:35 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
中華民国旅券

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(台北 15日 中央社)外交部(外務省)は15日、中華民国旅券(パスポート)の氏名のアルファベット表記に、従来の中国語の音訳に加え、ビン南語、客家語、先住民語の音訳も使用可能になったと明らかにした。改正旅券条例施行規則が9日公布、施行された。言語の平等化を目指す「国家言語発展法」(今年1月公布)に合わせたもので、各エスニックグループの人々に民族語名を同等に使用する権利を保障した。(ビン=門がまえに虫)

従来は旅券の氏名のアルファベット表記に使用できるのは「中国語」の音訳と規定されていたが、今回の改正で「国家言語」の音訳と変更された。国家言語には中国語に加え、ビン南、客家、先住民など台湾固有の各エスニックグループが使用する自然言語が含まれる。

例えば姓の漢字表記が「蔡」の場合、これまでアルファベット表記は中国語読みの「CAI」「TSAI」「SA」しか使えなかったが、今回の改正でビン南語読みの「TSHUA」なども使用できるようになった。

(侯姿瑩/編集:名切千絵)