独立派長老・辜寛敏氏、蔡総統を支持 予備選敗れた頼氏との連携期待/台湾

【政治】 2019/08/08 16:38 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
辜寛敏氏

辜寛敏氏

(台北 8日 中央社)台湾独立派として知られる実業家の辜寛敏氏(92)は7日、来年1月の総統選で再選を目指す蔡英文総統を全力で支持するとの考えを示した。

台湾五大豪族の一つに数えられる「辜家」の出身で、独立志向を持つ与党・民進党の重鎮。この日は自身が董事長(会長)を務める台湾制憲基金会が行った世論調査の結果発表記者会見に出席した。調査によれば、蔡総統の支持率は41.9%で、対中融和路線の最大野党、国民党が立てた対抗馬、韓国瑜・高雄市長や出馬が取り沙汰される柯文哲・台北市長をそれぞれ10ポイント以上上回った。

以前は蔡総統に再選を諦めるよう呼び掛けており、考えを一転させた形となった辜氏。世論調査の結果について「良い数字が出た」と満足感を示した。

蔡総統は、6月に実施された総統選の公認候補を決める民進党の党内予備選で、頼清徳前行政院長(首相)に勝利した。総統選では総統と副総統をペアで選ぶため、辜氏は蔡総統と頼氏が手を組むことに期待を寄せた。

(葉素萍/編集:楊千慧)