蔡総統、デマへの警戒呼び掛け 英紙が中国の台湾メディア統制指摘

【政治】 2019/07/18 16:30 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
外遊先のセントルシアで取材に応じた蔡英文総統(手前)

外遊先のセントルシアで取材に応じた蔡英文総統(手前)

(セントルシア 18日 中央社)英経済紙フィナンシャル・タイムズは17日付の報道で、台湾の一部メディアが中国に統制されていると指摘した。蔡英文総統は現地時間17日、外遊先のカリブ海の島国セントルシアで取材に応じ、台湾社会に対し、デマに警戒するよう呼び掛けた。

同紙は、中国寄りとされる旺旺中時メディアグループ傘下のテレビ局「中天テレビ」と大手紙「中国時報」で働く匿名の記者の話として、両メディアが中国の対台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室から編集方針を直接指示されていることを報じた。両メディアは17日、声明を出し、「悪意をもって中傷するデマ」と報道内容を否定した。

蔡総統は「操作された、あるいは誤った情報に対して、台湾社会はとりわけ警戒してほしい」と述べ、デマや操作された情報の拡散防止に向けて政府と一緒に努力してほしいとした。

(温貴香/編集:名切千絵)