台湾からの義援金基に再建の南三陸病院 台北市長「台湾人の愛詰まっている」

【政治】 2019/05/27 14:20 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
南三陸病院の外に設置されている台湾への感謝を示す記念碑

南三陸病院の外に設置されている台湾への感謝を示す記念碑

(宮城 27日 中央社)柯文哲台北市長は26日、2011年の東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県の石巻市や南三陸町を訪問し、復興状況を視察した。台湾からの義援金を使って再建された「南三陸病院・総合ケアセンター南三陸」を訪れた柯市長は「この病院には台湾人の愛が詰まっているといえる」と話し、台湾と日本の間に結ばれた絆が今後も続いていくことを願った。

同病院の建設費約56億円のうち、約22億円を中華民国紅十字会総会(台湾赤十字)が支出した。金額は同会が東日本大震災で援助した建築物の中で最多。院内には「謝謝台湾」など台湾への感謝を伝える掲示物が多く見られた。屋外には感謝を示す記念碑も建てられている。

石巻市と南三陸町での視察を終えた柯市長は、震災後の復興規模の大きさと速さに驚きを示し、「全く新しい思考による都市計画だ。われわれも学ぶべき」と述べた。帰国後は災害に備えて専門のチームを編成し、災害発生後の大規模な復興などについて分析、検討を行っていく方針だという。

柯市長は23日から4日間の日程で日本を訪問。都内で小池百合子東京都知事や岸信夫衆院議員らと面会したほか、東日本大震災の被災地を訪れた。

(梁珮綺/編集:楊千慧)