米英独が台湾を支持 WHO総会で発言

【政治】 2019/05/21 17:13 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
米国のアザール保健福祉長=アザール氏のツイッターアカウントより

米国のアザール保健福祉長=アザール氏のツイッターアカウントより

(ジュネーブ 21日 中央社)スイス・ジュネーブで始まった世界保健機関(WHO)年次総会で20日、米国、英国、ドイツが台湾を支持する発言を直接的、間接的に行った。米国のアザール保健福祉長官は、台湾の2300万人の人々が声を伝える機会を持つことの必要性を強調した。

本会議で各国代表に与えられた発言の場で、アザール氏は台湾について言及。台湾がオブザーバーとして参加していた2009年から2016年までのように再び参加の機会を得ることができなかったのは「遺憾」だとした上で、「台湾の2300万人の人々はその他の全ての人と同様に声を上げてしかるべきだ」と述べた。アザール氏は同日、会場外で取材に応じた際には「台湾がかつてWHO総会で享受していた身分を取得することを支持する」と表明していた。

同日の本会議では、ドイツと英国も間接的に台湾を支持する発言をした。ドイツのシュパーン保健相は、「全ての人々の健康」とは「世界地図上に空白地帯があってはならない」ことを意味するとし、WHOは全ての関連のパートナーのための場であるべきだと訴えた。

英国のブラックウッド保健・社会福祉政務次官は、グローバル化による健康の危機の急速な広がりに伴い、関連する全ての政府をWHOに組み込むことは重要だと主張した。

台湾は2009年から8年連続でWHO総会にオブザーバーとして参加していたが、2017年以降は中国の圧力によって出席できていない。

(唐佩君、戴雅真/編集:名切千絵)