仏フリゲート艦が台湾海峡通過か 蔡総統「完全かつ正確に把握」

【政治】 2019/04/25 13:59 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
仏海軍のフリゲート艦「バンデミエール」=資料写真、中新社提供

仏海軍のフリゲート艦「バンデミエール」=資料写真、中新社提供

(台北 25日 中央社)仏海軍のフリゲート艦が今月6日に台湾海峡を通過したことが米当局者によって明らかにされた。ロイター通信が24日付で報じた。オーストラリアなど米の同盟国が同様の行動を起こす可能性も指摘された。蔡英文総統は25日取材に応じ、台湾海峡は国際水域で、各種の軍用、民用船舶が通過するとした上で、台湾は完全かつ正確に状況を把握していると述べた。

ロイター通信によると、台湾海峡を通過したのはフリゲート艦「バンデミエール」。同社は、欧州諸国の軍艦が台湾海峡を通過した前例はほとんどないとし、米国は歓迎するとみられるとの見方を示す一方、米中間のあつれきが増大する恐れを指摘。中国海軍設立70周年記念行事への仏軍への招待は、北京当局によって取り下げられたという。

国防部(国防省)の陳中吉報道官は25日、台湾の周辺海域は往来が盛んな国際航路で、中華民国軍の任務は「国家の安全のために万全の準備をすること」だと述べ、周辺を飛行、航行する航空機や船舶に対し高度な警戒態勢を維持する姿勢を示した。ロイター通信の報道内容についてはコメントを控えた。

(范正祥/編集:塚越西穂)