米国、台湾のWHO総会参加を支持 前厚生長官が月末に訪台へ

【政治】 2019/04/24 17:29 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
陳時中衛生福利部長(右)と握手をするプライス米厚生長官(2017年5月当時)=同部提供

陳時中衛生福利部長(右)と握手をするプライス米厚生長官(2017年5月当時)=同部提供

(台北 24日 中央社)米国のトム・プライス前厚生長官が、台北市内で30日に開幕する国際ワークショップの開会式であいさつする予定であることが分かった。世界保健機関(WHO)の年次総会を来月に控えるタイミングでの訪台で、消息筋は、台湾のWHO総会参加を支持する米国の姿勢を示し、世界の衛生問題に対する台湾の貢献を評価するためとしている。

台湾は2009年から16年まで8年連続でWHO総会にオブザーバー参加してきたが、17、18年は中国の圧力により出席がかなわなかった。17年2月から9月まで厚生長官を務めたプライス氏は、在任中に開催されたWHO総会で台湾はWHOから排除されるべきではないと発言したほか、台湾の陳時中衛生福利部長(保健相)との二者会談にも臨んでいる。

今年のWHO総会は5月20日から28日までスイス・ジュネーブで開かれる。台湾のオブザーバー参加についてはこれまでに、米国、英国、欧州連合(EU)、カナダが相次いで支持を表明している。

台湾と米国は2015年に「グローバル協力訓練枠組み」(GCTF)の構築に関する覚書を締結している。今回台北で開かれるワークショップはこれに基づいて、外交部(外務省)、衛生福利部(保健省)、米国の対台湾窓口機関である米国在台協会(AIT)などが共催するもので、5月3日まで実施される。

(侯姿瑩/編集:塚越西穂)