次期総統選 韓高雄市長「現行制度下の予備選には参加できない」/台湾

【政治】 2019/04/23 12:42 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
23日午前、高雄市政府で声明を発表する韓国瑜市長

23日午前、高雄市政府で声明を発表する韓国瑜市長

(高雄 23日 中央社)対中融和路線の最大野党・国民党の韓国瑜高雄市長(61)は23日、市内で記者会見を開き、来年1月に行われる次期総統選について「現行制度下の党内予備選には参加できない」と述べた。

昨年11月の統一地方選で、ユーモラスで分かりやすい言葉を武器にブームを巻き起こし、高雄市長に初当選。国民党の有力候補の1人と目され、総統選への出馬がたびたび取り沙汰されていた。

会見では、市長に就任してから「台湾を変えることでしか、真の意味で高雄を変えられないと深く実感した」と言及。一方で、政治権力は長い間、密室協議に徹しており、人民からかけ離れたものになっているとし、台湾の政治改革は一刻の猶予も許されないと指摘した。党幹部が民意をくみ、社会の動きや庶民経済に注意を払うことを願うとも述べた。

終盤には「中華民国の発展と保護のためなら責任をとるつもりだ」と語り、「個人の損得や栄誉を顧みず、台湾を変えることだけを願う」とした。

(王淑芬/編集:楊千慧)